サイト公開当日、多くの経営者が同じことをします。Baiduを開いて自社名を検索するのです。
結果は見つかりません。あるいは更新されていない古いページが1件ヒットするだけです。
最初の反応はたいてい「サイトがちゃんと作られていないのでは」です。しかし実際はほとんどの場合、ページは開けるものの、Baiduがまだインデックスしていない、あるいはインデックスはされたがランキングさせる価値がないと判断されているだけです。
この2つは分けて考える必要があります。以下、調査順に説明します。
まず「未インデックス」か「圏外」かを確認する
ここが最も混同しやすいステップです。
Baiduの検索ボックスに `site:あなたのドメイン` と入力し、結果があるか見ます。
結果があればインデックス済みで、問題はランキングとコンテンツ品質にあります。結果がなければクロールとインデックスすら完了していないので、最適化の話はまだ先です。
もう一つの確認方法はBaidu検索リソースプラットフォームを使うことです。ドメインを送信するとインデックス数とクロール状況が確認できます。この管理画面は推測よりはるかに役立ちます。
注意: 「ブランド名で検索しても出ない」だけでサイトに問題があると判断しないでください。新規サイトは公開後、インデックスにそもそも遅延があり、数日から数週間は正常です。「3日でインデックス保証」と急に言ってくる業者は、たいていグレーな手法です。
クロール経路を自分で塞いでいないか
Baiduのクローラーが入れなければ、その先はすべて無駄です。よくある詰まりポイントは以下です。
robots.txt の記述ミス。 一部のサイト構築テンプレートにはデフォルトでクロール禁止の行が入っており、公開時に誰も削除していません。リソースプラットフォームのクロール診断を実行すれば、返却ステータスを直接確認できます。
サーバーが不安定。 クローラーが来たときにタイムアウトし、何度来ても失敗するとクロール頻度が下がります。企業サイトはアクセス数が多くなくても、サーバーは安定させる必要があります。
サイト全体がJSレンダリング。 これは ウェブサイト開発 の段階で決まります。本文がすべてフロントエンドの非同期読み込みに依存していると、クロール効果が低下します。企業サイト を作るなら、サーバーサイドレンダリングや静的化のほうが安定します。
ドメインとICP备案の問題。 中国国内サーバーで备案がないと、アクセス自体が不安定になり、クロールにも当然影響します。
注意: いきなりタイトルを変えてキーワードを詰め込まないでください。まずクロールログを見て、クローラーが来たのか、来たときに何を取得したのかを確認しましょう。
コンテンツが「あるように見えて、実はない」状態か
多くの 企業サイト に共通する問題は、トップページに「専門性、革新、共栄」と一言、製品ページには画像3枚とパラメータ一段、会社概要には設立年だけ、というものです。
こうしたページは人間が見れば悪くありませんが、検索エンジンはどの具体的なニーズに関連するか判断できません。
具体例を挙げます。産業機器の会社が公式サイトをリニューアルした際、以前の製品ページは型番と画像だけでした。リニューアル時に各型番へ適用シーン、よくある故障、選定比較を追加し、機器カテゴリごとに説明ページを個別に作りました。3か月後、ロングテールキーワードから自然流入が入り始めました。
リニューアル自体がもたらしたのではなく、ページがようやく具体的な問いに答えるようになったからです。
注意: キーワード密度のために無理に語を詰め込まないでください。一段落で「ウェブサイト開発」を5回繰り返すと読みにくく、効果も出ません。
技術的詳細:タイトル、内部リンク、リンク切れ
これらは基本中の基本ですが、問題が起きやすい項目です。
タイトルの重複。 数十ページが同じtitleを使っていると、Baiduはどのページをどの語でランクすべきか判別できません。各ページに独立したタイトルが必要です。
内部リンクの欠如。 ページ同士がリンクしていないと、クローラーはトップページに到達して止まります。ナビゲーション、パンくず、関連おすすめは、クローラーとユーザーのための道しるべです。
リンク切れと重複コンテンツ。 リニューアル後に旧リンクが404でリダイレクト未設定だと、評価が途切れます。同じ内容が複数URLでアクセスできると評価が分散します。
モバイル体験。 現在のクロールはモバイル中心です。スマホでレイアウトが崩れる、ポップアップが内容を遮るなどは判断に影響します。
これらは複雑ではありませんが、誰かが項目ごとに確認する必要があります。ミニアプリ開発 や App開発 プロジェクトでも同様の問題があり、入口とルールが異なるだけです。
MIC Studio に依頼すべきケース
上記の手順で確認してもまだ詰まっている場合、通常は2つのケースです。
一つは技術側で調べきれない場合。たとえばクロール診断で異常が出ても、サーバー、CDN、テンプレートのどれが原因か分からないケースです。
もう一つは作り直しを検討している場合。旧サイトの構造が混乱し、修正より再構築が適切で、ウェブサイト開発 の段階でクロールフレンドリー、ページ構造、モバイル対応をまとめて考慮する必要があるケースです。
MIC Studio が手がける企業サイト案件には、こうしたケースが一部あります。ゼロからではなく、検索できず修正も難しいサイトを引き継ぐものです。通常はまず診断を行い、修正か再構築かを決めます。
また、サイトがセキュリティテストやAPIリバース調査に関わる場合も、同じフロー内で対応でき、別チームと連携する必要はありません。
すぐにできる3つのこと
第一に、今日 `site:` で一度インデックスを確認する。 未インデックスか圏外かを分ければ、その後の行動はまったく変わります。
第二に、Baidu検索リソースプラットフォームに登録し、サイトマップを送信する。 これは公式チャネルで、どんな「高速インデックス」サービスより信頼できます。
第三に、最も重要な3ページを選び、それぞれ具体的な問いに答える内容を一段落書く。 サイト全体に広げる必要はなく、まずこの3ページに変化が出るか見ます。
検索できないのは神秘ではなく、項目ごとに調査できる一連の工程です。順序が正しければ、ほとんどの問題は自分で特定できます。
